麻は環境に優しい植物なのです

おおあさ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これを変換してみれば、大麻、となります。
つまり、違法なものとして取り締まられやすい、たいま、のことを言うのです。
しかし、もとはと言えば大麻も草でありますから、
加工次第では衣類にも使えることが出来るのです。
ただ、大麻と表記すると麻薬関係と誤解されやすいので、おおあさ、
あるいは、おお麻、と表記することが多いというだけなのです。
おお麻と表記するのも読む上で面倒なので、以降はヘンプ、と表記してみることにします。
ヘンプは様々な用途へと加工することが出来る、万能の原材料です。
大麻などに転用されやすい葉っぱや穂は正しく使用すれば医薬品にも使えますし、
種はナッツとして食べることが出来、殻だって栄養が多く含まれています。
また、種はオイルにすることもできますね。
ヘンプオイルには抗菌作用が含まれているため、
せっけんや洗剤に利用することが出来ますし、
加工の仕方によっては食用油として使う事が出来ます。
また、このヘンプオイルは、
バイオマスエネルギーに転用できるのではないかと注目を集めており、
メインのエネルギーになることは臨めないものの、
ガソリンや石油が無くなった際には必需品となる可能性も秘めています。
こう言った具合に、多くの可能性を持ったヘンプではありますが、
やはり一番聞きなじみがあるのは、麻製品と呼ばれる衣類のことでしょう。
もともと収穫しやすく、農薬や肥料を使わずに育てることもできるため、
日本では長きにわたって栽培され、衣類の原材料となってきました。
敗戦後、闇市などに売り出すための麻薬への加工を請け負う業者を重く見た政府によって、
栽培するにあたっては免許が必要となり、
原材料となるヘンプは外国から輸入されることが多くなったため、
今では麻製品はほとんど外国製が大半となっております。
とはいえ、これからはその規制が緩くなるかもしれません。
もちろん、大麻の栽培は取り締まっていく必要がありますが、
ヘンプは紙や建材などへの利用価値が高く、
おまけに大量生産が可能なため、
物資不足に陥る可能性がある今となっては、
ヘンプの力を借りることにもなる可能性があるのです。
なにより、ヘンプで作った衣類は通気性が良く、軽いのが魅力です。
動物の毛皮などと違って土壌さえしっかりしていればいくらでも作れます上に、
たとえ廃棄されても肥料にかえたりすることが出来ますから、
環境にも優しい製品と言えるでしょう。
もちろん、ヘンプ一つで全てが変わるわけではありません。
ただ、今の動物や地下資源と言った限りある資源に依存している生産体制を見直す上では、
重要なファクターとなりうるだろう、という話をしているのです。
元々日本ではヘンプを重要なものとして生産してきました。
その原点に立ち返って、海外などからの輸入依存を抑えるためにも、
ヘンプを見直すことは、日本が日本らしくあるためにも、重大な変化となりうるのです。

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